医師

治療して晴れやかなココロで生活しよう|精神病で気持ちが淀む

心が疲れたと思ったら

下を向く男性

何か変だと感じたら

初めに、精神病といっても様々な病気があります。統合失調症・うつ病・躁うつ病・依存症(アルコール・薬物)・認知症などがあります。これらは専門家の適切な治療および診断が必要であり、薬物療法や作業療法などで緩和することがあります。何か心が変だな、と感じたときは病院に行きましょう。精神病、精神科病院と聞くと偏見を持たれる人もいるかと思います。しかし、今や精神病は100人に1人がかかると言われている、五大疾患と同等の患者がおり、病院で治療を受けています。特に精神病はまだまだ謎が多く、研究の途中段階です。統合失調症は脳内のドーパミン物質が増加・減少することで脳内のバランスが崩れ、つじつまが合わないことを言ったり、妄想が生まれてきます。また、うつ病は生真面目で几帳面な人がなりやすく、常に脳内のエネルギーが欠乏している状態で、理由もなく憂鬱になったりして、重症化すると希死念慮や自殺願望が出現し、死に至ることもあります。依存症もなかなか自己で気づくことが出来ず、また一人でやめることは困難です。認知症もアルツハイマー型・レビー型・脳血管型など様々な種類があります。精神病は症状により薬の種類も容量も変わってきます。大丈夫だと自己判断せずに、変だと感じたときは病院に行きましょう。

少しずつ親しみやすく

精神病、精神科病院というと偏見がある人も多くいます。昔からあった病気ですが、以前は家の一角に閉じ込めておいたり、監禁したりということがありました。しかし、今日ではうつ病の簡易チェックリストなどが普及し、少しずつ受け入れられるようになってきています。100人に1人と前述しましたが、特にうつ病は20〜30代の男性にも多く見られ、働き盛りのサラリーマンなどが仕事で疲れ、発症することがあります。特に5月、6月などはゴールデンウィーク明けの梅雨時期であり、症状が悪化することがあり、テレビなどでも放映されることがあります。統合失調症は10代後半〜20代が発症ピークであり、妄想や幻覚に悩まされ、自己では現実との境目がわからなくなる病気です。昔は分裂病と呼ばれていましたが、現在は偏見をなくす・人権を守るためにも名称が変更されました。近年は統合失調症をカミングアウトしたお笑い芸人などもおり、少しずつ、精神病がマイナーではなくメジャーなものに変化してきています。もちろん、今でもなかなか理解が困難なこともあります。家族や本人も病気を受け入れられないことが多々あります。それでも、自分たちで抱え込まず、少しでも変だなと感じたときは精神科の病院を受診してみましょう。